ラージメスティンで3合炊く方法、水加減を解説【ギリギリ炊ける】

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ラージメスティンとは、名前の通り「大きいサイズのメスティン」

今回は、ラージメスティンで米を3合炊く方法を紹介します。

 

この記事の内容
  • ラージメスティンで3合炊く方法がわかる
  • 炊く時の水加減がわかる
  • 失敗しない為のコツ、ポイントがわかる

ラージメスティンなら、ギリギリ3合炊けます。

ラージのほうです。普通のサイズのメスティンでは、3合炊けないのでご注意下さい。

3合炊く方法

① 米3合を研ぐ

② 水600mlを入れる

③ 30分以上の浸水(冬なら1時間くらい浸水すると安心)

④ 炊く

 

普通に米を炊く時と同じ手順です。

それでは、ラージメスティンを使った方法を詳しく書いていきます。

ラージメスティンで3合炊きのポイント

ギリギリの戦いです。

ギリギリの戦いです。

いつものように研ぎ、いつものように浸水。

 

ポイントは、

  • 水の分量はギリギリ(600mlギリギリ入ります)
  • 浸水は30分から1時間程度(夏なら30分、冬は1時間程度浸水しておきます。春と秋は45分程度)
浸水はかなり重要。

 

米の柔らかさに影響するので、柔らかいと感じるのであれば短く、硬いと感じるのであれば、長めに調整します。

クッカーギリギリの容量となるため、クッカーの角の部分の米が硬くなりやすい(うまく対流しないと思われる)

ということで、火にかける前に一度かき混ぜましょう。

米の硬さには好みがあると思うので、何回か炊いて自分に合った浸水時間を探していくと良いと思います。

火にかける

バーナーで炊飯

バーナーで炊飯

燃料はバーナーでも固形燃料でも大丈夫。

焚き火でも炊けますが、メスティンが煤だらけになる覚悟はしておいて下さい。

容量ギリギリの炊飯なので、かなり吹きこぼれる点に注意してください。

 

バーナーの場合

ずっと弱火でOKです。風の強い日は風防が必須。

弱火で火にかけると10~15分で吹きこぼれます。

その後、チリチリと音がしてきたら30秒後に火を止めて下さい。

バーナーパッドがあると熱が均等に行きわたるので、より美味しく炊けます。バーナーパッドがない場合は、ラージメスティンを移動させながら炊きます。

 

固形燃料の場合

25gの固形燃料を2つ並べて着火。約15分で燃え尽きます。

エスビットの大きいサイズなら2つ並べることができますが、小さいサイズなら押し込んでセットします。

25gの固形燃料はダイソーやセリアにも売っています。アマゾンでまとめ買いするとよりお得です。

25gの固形燃料と記載しましたが、20gや30gでもOK。2つ使うことで火にあたる面積を大きくするのがポイント。

エスビットを2つ使うのもアリ。

焚き火の場合

バーナーの時と同じです。

吹きこぼれた後のチリチリ音を確認したら30秒後に火から下ろします。焚き火の音でチリチリ音が聞き取りづらいので、最初はバーナーか固形燃料で炊くのがおすすめです。

吹きこぼれに注意

吹きこぼれ注意

吹きこぼれ注意

かなり吹きこぼれるので、重りは必ず乗せましょう。そこら辺に落ちている石で問題ありません。重りをのせないと蓋が取れます。

サイズ的に、レトルトカレーを温めるのにぴったりです。缶詰なら3つくらい温めることが可能。

蒸らし

一度蓋を開けて、米を底から混ぜることで焼きムラを無くします。

その後、保温して蒸らします。

ムラができやすいので、混ぜてから蒸らすのがポイントです。

ひっくり返して蒸らすやり方が有名ですが、ひっくり返さなくても大丈夫。

というか、結構な重さになるので、ひっくり返すと蓋が外れて米がこぼれる可能性があります。

完成

ギリギリ3合炊けます。

ギリギリ3合炊けます。

10~15分蒸らしたら完成です。

失敗を避けるのが大切

キャンプ飯全般に言えることですが、失敗しなければ食えますので。

成功させることより、失敗しない事の方が大事。

食えれば成功です。美味しかったら大成功。