イワタニ「カセットフー マーベラスⅡ」を購入したので、良い点、悪い点、我慢できる点をレビュー

キャンプギアレビュー

カセットフー マーベラスⅡ

イワタニ産業から販売中のお洒落なカセットコンロ。

ガーデンやキャンプ等のアウトドアシーンにぴったりなお洒落コンロです。

2000円~3000円の安価なカセットコンロが多い中、「約1万3000円のマーベラスⅡは選択肢に入るのか?」という点も踏まえて紹介していきたいと思います。

良い点

ダブル防風

バーナーの周りを360度囲む防風リングとトップカバーの2つの風防を備えています。

キャンプをしたことがある方ならお分かりいただけると思いますが、風防がないコンロは風で火が消えまくるのです。
穴がたくさん開いた多項式バーナー

穴がたくさん開いた多項式バーナー

また、風の影響を抑える多孔式バーナーを採用。これにより、炎の長さが短く、風の影響を受けにくい。

ということで、完全にアウトドアシーンでの使用を想定されたカセットコンロだといえます。

ちなみに、トップカバーは簡単に取り外しが可能で掃除も楽です。

CB缶を温めるヒーター機能

ヒーター機能が搭載

ヒーター機能が搭載

CB缶は低温に弱いという性質を補うための機能として「ヒーター機能」が搭載されています。

冬のアウトドアシーンにおいては、OD缶のバーナーを使用したり、ガソリン燃料のバーナーを使用することが多い中、「マーベラスⅡ」はCB缶でありながら、冬での使用も可能です。

CB缶:一般的な細長いガス缶。低温時に火力が安定しないが安価(1本100円~)。

OD缶:アウトドアでの使用を想定したガス缶。低気温や低気圧に強い。高価(1本300円~)

着火時にカセットガスが冷え切っている場合は、手の体温等で温めてあげましょう。

着火後はヒーター機能で安定した炎で調理ができます。

安定感のある五徳

安定感のある五徳

数回使用しているのでちょっと汚いです。

他にないようなデザインの五徳。

無骨な感じもしますが、見方によってはお洒落かもしれません。土鍋や鉄フライパンでも乗せることができそうです。

耐荷重については記載がありませんが、土鍋くらいだったら余裕で耐えます。12インチのダッチオーブンレベルになってくるとコンロが可哀そうですが・・・。

そこら辺は自己責任でお願いします。

安定した火力

先にも上げた通り、風防で風を防ぎ、ヒーターでカセットガスを温める。

つまり、火力が安定し、おのずと美味しい料理が作れます。

最大発熱量は、3.5kWで調理には問題ありません。連続燃焼時間は約70分。

セットアダプターが使える

カセットフー専用のアクセサリーシリーズ(別売)が使用できます。

これにより、料理の幅が広がります。なくても調理できるので、必要性を感じたら買い足す感じで問題ありません。

  • 焼肉プレート
  • たこ焼きプレート
  • 鉄板焼プレート
  • 網焼きプレート
  • 焼肉グリル
  • マルチプレート
どうでもいい情報
個人的に欲しいのはたこ焼きプレート。

悪い点

高価であること

カセットコンロに1万円以上のお金をかけるのはどうかという点。

ですが、「良い点」がたくさんあり、「買っても後悔しない」と思います。お財布の中身には多大なダメージを与えますが、中途半端なコンロを買って後悔するよりはましです。

カセットコンロの中ではフラグシップを誇れるでしょう。災害時にも役立つし、持っていて損なことはありません。

欲しいなら買ってしまいましょう?リンクも張っておきますよ?

【WILD-1別注カラー】イワタニ カセットフーマーベラス Ⅱ
イワタニ
キャンプギア沼にはまっている方は、金銭感覚も狂っていると思うので、金銭面の問題はないと思います。WILD-1別注カラーもありますが、高価です。

トップカバーは風防としていまいち

風防が2つあると記載しましたが、トップカバーに関しては、「無いよりはマシ」くらいで考えておいたほうが良いと思います。

では、「トップカバーは何のためにあるのか?」→「お洒落だから」と考えたほうがよさそう。

無風のときは、取り外しておいたほうが掃除が楽です。
アウトドア用の風防で囲ってしまう作戦も考えましたが、ガス缶を使っている以上、危険だと判断し、やめました。

あと、そんなことしたらお洒落じゃなくなります。

トップカバーは意外にもペラペラ

想像していたよりもペラペラな感じ。これ以上厚くすると重量面で不便になるのか、コストがかかるのかわかりませんが。

カバーを閉じた状態で上に重いものを置くと、凹んだり歪んだりすると思います。

車に積む際は上に重いものを置かないように注意したほうが良いでしょう。

不満だけど、我慢できる点

値段が高い

約1万3000円なので、カセットコンロとしてはかなり高価な部類です。(安いカセットコンロなら1,980円とかで売ってる)

ですが、安いカセットコンロには未搭載の機能が多く、値段分の価値はあります。

凄まじい所有欲に満たされますし、キャンプに持っていって、テーブルに「マーベラスⅡ」が置いてあるだけでお洒落です。

複数人でキャンプする際も、「マーベラスⅡ」を持っていけば注目の的でしょう。「何そのコンロ!かっけぇ!!オサレ!!!」ってなります。

「キャンプ道具にこだわりがある人」以外は1,980円とかの安価なカセットコンロでもいいかも知れませんが、僕は買って大正解でした。

「タフまる」もいいんじゃない?

岩谷産業から販売中のカセットコンロ「タフまる」

ネット上では、「マーベラスⅡ」と「タフまる」どっちがいいの?という比較が多いので、当ブログでも取り上げるのですが、

最大の特徴は耐荷重20kgとはっきり明記されていること。「マーベラスⅡ」には耐荷重の表記がないので、耐荷重不明。

耐荷重20kgもあればダッチオーブンでも乗せれます。

かなり無骨なカセットコンロですが、「ワイはダッチオーブンでカレー作りたいんじゃい!」という方にはお勧めかも知れません。

ですが、お洒落な「マーベラスⅡ」も捨てがたい。

値段は「マーベラスⅡ」の半分ほどです。両方買っちゃう?(キャンプギア沼へようこそ)

最後に

お洒落なロゴ

「マーベラスⅡ」を購入したのでレビューしてみました。

買って損のない高級カセットコンロです。すさまじく所有欲が満たされました。

お洒落なキャンプをしたい方、お洒落なキャンプギアを集めている方、新たにカセットコンロが欲しい方は是非買ってみてください。

声を大にして「おすすめ」だと言える商品です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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