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「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」はコスパ最高
NikonのDXフォーマット機(APS-C機)で使える単焦点レンズの1つです。価格と性能のコストパフォーマンスが良く、非常におすすめなので、紹介しようと思います。
「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」を徹底レビュー
文字で説明するよりも早いので、僕が旅先で撮った写真を挟みながら「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」のレビューを書いていきます。
F1.8の綺麗なボケが堪能できる
F値開放で大きくボケを作ることが可能。F値を2.8くらいまで絞ると単焦点レンズならではの解像度の高さ、口径食の目立たない玉ボケを両立できます。
F8まで絞ると全体的に解像度の高い写りとなり、キレの良さを感じる写真になります。
F1.8~2.8程度で運用すると、このレンズの良さが出る感じています。
画角35mm(フルサイズ換算50mm)
単焦点レンズなので、画角が固定です。
不便に感じるかもしれませんが、被写体を大きく映したいときは自分の足で近づけばいいので、「物理的に被写体に近づけない」等の理由が無ければ特に不便は感じません。
ちなみに、最短距離30cmまで寄ることができます。テーブルフォトやスナップ写真でも活躍します。ポートレートでも大活躍。
ズームが出来ないため、思い通りの構図にならないこともあります。標準レンズやズームレンズとの使い分けが大事です。
携帯性
APS-C機専用ということもあり、軽量(200g)でコンパクト(最大径x長さ:70×52.5mm)
付属のフードは逆向きにつけることが可能ですが、フードを逆向きに着けるとマニュアルフォーカスのリングが物理的に回せなくなります。
フードを逆向きにしても長さが1cm短くなる程度で、さほど携帯性は変わりません。
撮影時にはフードを正しい向きに付け替えると思うので問題はないと思います。
金属のマウント部
高級感のある金属マウント部分。丈夫そうな印象を受けます。
手ぶれ補正無し
レンズの手振れ補正がありません。頑張ってください。
AF(オートフォーカス)が遅い
オートフォーカスが遅いため、動きの激しい動物の撮影は厳しいかもしれません。
体感ですが、ピントが合うのに0.5~0.7秒くらいかかります。植物の撮影くらいなら余裕ですが、風の強く、葉が揺れる植物は苦労します。
動物の撮影は、犬や猫なら余裕。画角の関係で鳥類は難しい。水族館の魚類は腕によっては撮れます。
まとめ
「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」はコストパフォーマンスに優れたレンズ。
F1.8を生かしてボケの綺麗な写真が撮れる。
画角は35mm(換算50mm)で固定なので、自分の足を動かそう。
軽量(200g)でコンパクト(最大径x長さ:70×52.5mm)
手振れ補正は無し。
オートフォーカスは遅く、音が気になる。
さいごに
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを紹介しました。コストパフォーマンスで右に出るものはいないくらいの素晴らしいレンズです。
昨今、ミラーレスカメラが話題となっていますが、システムのコストパフォーマンスでは一眼レフが圧倒しています。単焦点以外のレンズもコスパが良く、中古レンズ市場も充実しています。
安くて質の良い写真が撮れるコスパ最強のレンズなので、D5600やD3500をお使いの方は、ぜひ手に取ってみてください。
このレンズ以外にも、おすすめの「APS-C専用単焦点レンズ」を紹介していますので、比較・参考にしたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。