メスティンを使い続けて早3年が過ぎました。
3年も使っていると、メスティンの悪いところもたくさん分かってきます。
ということで、今回はメスティンのデメリットを10個紹介します。
これから購入する方の参考になる記事内容となっています。
- メスティンのデメリットを網羅
- メスティン購入方法
- 購入時の注意
Contents
買う前に知りたいデメリット
デメリットは購入前に知っておいて、分かったうえで購入したいもの。
ということで、今回はメスティンを3年使って分かった悪い点を紹介します。
地味に高価
キャンプ初心者にとっては高いと思います。
キャンプ道具沼にはまっている人からしたら、「定価1600円程度、安い部類」だと思いますが。
だって、1600円握りしめてニトリに行けば「テフロン加工の鍋」が買えますよ。
お値段以上ですよ。
そんな中でアルミの武骨なクッカー1600円です。高いでしょ?
焼く料理が苦手
アルミむき出しなので、焼く料理が苦手です。
その代わり、熱伝導率が良いので炊飯は得意です。
調理前にサラダ油はもちろん塗りますが、それでも焦げ付いたり、黒く跡が残ったりします。
焼き上げることに関しては、鉄板やスキレットがおすすめです。
アルミむき出し
私が持っているコールマンのクッカーはアルマイト加工されていて、耐腐食性、耐摩耗性、焦げ付き防止効果があります。
対して、メスティンはアルミむき出し。
シーズニングが必要
日本では、米のとぎ汁で煮る方法が一般的です。
野菜を煮たり、牛乳でシーズニングする方法もあります。
シーズニングの効果は、
- アルミの臭いを消す
- アルミの変色を防ぐ
- コーティングで保護
とぎ汁でコーティングされるものの、弱いコーティングなのですぐ剥がれます。
こまめに行う必要があるので面倒ですね。
洗うのが面倒
アルマイト加工されていないのが原因ですが、料理がこびりつきます。
- 炊いた米→くっつく
- パスタを茹でる→2~3本くっつく
- 焼き料理→すぐ焦げる
ということで、洗うのが面倒です。
メスティン折り→面倒
メスティン折りとは、クッキングシートを使って洗い物を楽にするテクニック。
有志の方々が型紙を公開しています。
洗うのが面倒だから、メスティン折りを勧められましたが、不器用なので折れませんでした。
見た目が地味
昭和のお弁当箱ですね。
米を炊いて、梅干しを真ん中に埋め込めば完璧です。
見た目は銀色の四角い箱です。キャンプを知らない人からしたらびっくりですよね。
「なんか森の中で昭和な弁当食ってるやついるーーー!!」
ハンドルゴムが溶ける
ハンドルのゴムは熱に弱く、火にあたると溶けます。
焚火での使用時は特に注意。油断すると溶けています。
トランギアのメスティンのハンドルゴム仕様変更により、焚火でも溶かす心配がなくなりました。
仕様変更について、こちらの記事で解説しています。
品薄?
トランギアのメスティンに限りますが、全然売ってません。それか、高い。
上のリンクから確認してみてください。売っていたらラッキーです。
幸いなことに、様々なメーカーから発売されているので選択肢は多いです。
偽物が多い?
トランギアのメスティン以外は偽物と思っている人がいるため、説明しておくと、
「メスティン」は「飯ごう」という意味の単語。
トランギアが元祖ではありません。
Amazonで買える中国製のメスティンも「偽物」とは言えません。
トランギアも、中国製のメスティンも、同じアルミ製なので性能に大きな違いはありません。
むしろ、中国製のほうがバリ処理が丁寧だったりして。
すべてのメスティンの品質を把握できているわけではありませんが、持っているメスティンに関してはこちらの記事でレビューしています。
最近では、ダイソーでもメスティンが発売されました。が、品薄の模様。
過大評価されている
トランギアに限っては、転売屋が付加価値を付けるせいで、過大に評価されています。
アマゾンの価格も安定しておらず、3倍の値段のときもあります。
トランギアが手に入らないなら、他のメーカーのメスティンを買うのも手です。
すべてのメスティンの品質を把握できているわけではありませんが、持っているメスティンに関してはこちらの記事でレビューしています。
実はトランギアより品質が良いメスティンもありますし。
デメリットたくさん、メリットもたくさん。
メスティンのデメリットを10個紹介しました。
まとめると、
- 地味に高価
- 焼く料理が苦手
- アルミむき出し
- シーズニングが必要
- 洗うのが面倒
- 見た目が地味
- ハンドルゴムが溶ける
- トランギア品薄
- 偽物が多い?
- 過大評価されている
とはいえ、無骨でカッコいいので、これからも使い続けます。テフロン加工の鍋なんかより魅力があります。
上手に炊飯できた時は嬉しいです。