メスティンで自動炊飯をする方法を詳しく解説します。
この記事を読むことで、メスティンの自動炊飯成功率が上がります。
それでは本編です。
Contents
用意するもの
- メスティン
- ポケットストーブ
- 固形燃料
こちらの3つを用意します。
手順1:米を研ぐ
まずは、「お米を研ぐ」という工程。
美味しいごはんを炊くための、米の研ぎ方を詳しく解説します。
- お米:炊きたい分量
- 水:適量
知っておいてほしいポイントは、米が水を吸うのは「米を研いでいる時」と「米を浸水させている時」
つまり、新鮮できれいな水を吸わせれば美味しくなります。
手順は以下のとおりです。
- はじめに水を加えたら、軽く2〜3回混ぜ、すぐに水を捨てる。(水をよく切るのがポイント)
- 水を入れず、力を入れすぎず、シャカシャカと20回ほど研ぐ。(水を入れると摩擦が起きないので研げません)
- 水を入れて、1~2回手で混ぜてから白く濁ったとぎ汁を捨てる。
- ③の作業をあと2回繰り返す。
これで研ぎの工程が終了です。
手順2:お米・水の比率について
「失敗しやすいポイント」です。
- 米1合に対して水200mlです。
- 無洗米の場合は1合に対して220ml~230ml
米の硬さが水の分量によって変わるので、好みに合わせて調整してください。
僕は、シェラカップの目盛りを利用しています。
手順3:浸水
「失敗しやすいポイントの2つ目」です。
浸水とは、お米を水につけて放置すること。
夏場で20分、冬場は1時間~1時間半、春や秋は45分くらいが目安です。虫やゴミが入ると不快なので、メスティンの蓋は閉じておきましょう。
手順4:固形燃料で火にかける
固形燃料は100円ショップでも売ってます。
100円ショップでは3個入り100円。アマゾンで買ったほうが単価が安くなります。
固形燃料の大きさは、20g~25gがベスト。燃焼時間は20分ほどあると美味しく炊けます。
冬の気温が低い時は、
- 30gの固形燃料を使う
- 風防で囲うことで熱効率を高める
といった方法で対応します。気温が低いとメスティンが冷えて熱が伝わりにくい。また、浸水時間も多めにとることで対応可能です。
ストーブはエスビットが使われることが多いですが、メスティンが置けて、火にかかるなら何でもOK!
極論、小石を拾ってきて組んでもいい。
手順5:放置炊飯
固形燃料が燃え尽きるまで待ちます。
これが「放置炊飯」の名前の由来です。固形燃料が良い感じに火を入れてくれます。
蓋が持ち上がるようなら、石を拾ってきて重りにします。缶詰やレトルトカレーを温めることも可能。
手順6:蒸らす
10~20分蒸らします。
といっても放置するだけですね。
タオルで包んで保温したり、ひっくり返す人もいますが、そのまま放置でも大丈夫です。
蒸らしが完了したらお米をほぐして、底からお米をはがすようにかき混ぜます。
余分な水分が逃げて、美味しいごはんができあがります。
手順7:食す
美味しくいただきましょう。
慣れれば簡単な自動炊飯
慣れればとても簡単。
大切なのは、
- 水の分量を間違えないこと
- 加熱時間は20分くらいあれば安心
- 蒸らしをしっかり行う
この辺を間違えなければ美味しいご飯が食べられます。