セリアで売っているソロトーチ(一人用のスウェーデントーチ)を使ってみたので、感想をまとめてみました。
これから購入予定の方や、これから使ってみる方の予習として役に立つ記事内容となっています。
Contents
110円(税込み)で買えます。
セリアのソロトーチは、110円(税込み)で購入することができます。
サイズ | 約60×60×100mm |
材質 | 国産ヒノキ材 |
燃焼時間 | 約60分 |
備考 | 間伐材や端材を使用している。 |
セリアのソロトーチは扱いが難しい
実際に使ってみて、下記の点が難しいと感じました。
- なかなか着火しない
- 着火後の火の維持が難しい
なかなか着火しない
ソロトーチの中央には着火用に穴が空いており、着火剤を仕込めるようになっています。
しかし、ソロトーチは小型なため、穴も小さく、仕込める着火剤の量には限りがあります。
スウェーデントーチに着火するには、穴や溝を塞がないようにして、空気の流れ道を作ることが重要です。
では、どうしたらいいのか。
なるべく簡単に着火するには、
- 空気の通り道を塞がないように穴に文化たきつけを挿して着火する
- 穴は使わず、着火剤をトーチの上に置いて着火
- バーナーを使って着火
- ソロトーチをひっくり返して着火後に元の向きに戻す
といった方法が考えられます。
文化たきつけを挿して着火する
私は、文化たきつけを半分に折り、穴にさして着火しました。
文化たきつけを穴に挿して放置。
しばらくするとソロトーチに着火していました。
文化たきつけは、ホームセンターに売っています。アマゾンや楽天でも購入可能です。
着火後の火の維持が難しい
着火後は、油断すると火が消えてしまうため、随時、火吹き棒で空気を送る必要があります。
ソロトーチがしっかりと熱を帯びていれば、空気を送るだけで燃え出します。
空気を送っても火が大きくならない場合は、着火剤やバーナーで加熱すると良いです。
ソロトーチで炊飯してみた
炊飯は可能ですが、火の管理が難しいのでオススメはしません。
お湯を沸かしたり、目玉焼きを焼く程度ならできますが、クッカーが煤まみれになるので、覚悟のうえで試しましょう。
ソロトーチの上に直接クッカーを乗せることもできますが、サイズ的にはシェラカップ程度が限界です。
溝を広げれば着火しやすいと思う
ソロトーチの溝は小さいため、空気の流れが確保しづらいのです。
着火に苦戦している間に「溝部分が燃えて灰になる」 → 「燃えたことにより、溝が自動的に広がり、着火する」のです。
つまり、ノコギリ等で溝を広げてあげれば着火難易度は下がります。
ドリルがあれば穴を空けてしまうのも手です。
ソロトーチは楽しい
火の管理は難しいですが、「不便を楽しむ」が気軽に味わえます。
頑張れば調理も可能ですが、観賞用として使うのが妥当です。
スウェーデントーチを気軽に試してみたい方や、火の管理を体験してみたい方にはおすすめです。