今回は、ダイソーで販売されている「コーティング済みメスティン」のデメリットについて解説します。
770円から購入できる「コーティング済みメスティン」は、コスパが良いですが、残念ながらデメリットも存在します。
Contents
コーティング済みメスティンのデメリットは?
主に、コーティングの有無に関するデメリットについて解説していきます。
摩耗による劣化
コーティングが施されたメスティンは、使用とともに摩耗していきます。
金属製のスプーンやフォークを使用する場合、コーティングが傷ついてしまう可能性があります。
対策としては、木製のスプーンを使用したり、割りばしを使用するという方法があります。
木は、金属よりも柔らかいため、メスティンに与えるダメージを最小限にとどめてくれます。
繰り返し使用することでコーティングが剥がれる可能性
コーティングが剥がれると、下記のようなデメリットが生じます。
- 凹凸ができて、清掃が難しくなる
- 食材がはりつきやすくなる
- 見た目が悪くなる
汚れが目立たないが、使用感(味)が出にくい
コーティングが施されたメスティンは、黒色なので、焚火でスス汚れがついても目立ちません。
使用を続けても、綺麗なまま使い続けられるというメリットがありますが、
ススがついたキャンプ道具がカッコいいと感じる方もいるため、人によってはデメリットになります。
▼アマゾンで検索すると、内側にだけコーティングが施されたメスティンが売っているので、探してみるのも手です。
内側だけにコーティングがあれば、使用感を出しつつコーティングの恩恵を受けることができます。
コーティングを剥がさないために出来ること
木製のスプーンを使用したり、割りばしを使って調理すればコーティングの摩耗を減らすことができます。
洗うときに、金属タワシを使用したり、クレンザーを使用すると傷をつける原因となります。
食器用洗剤を泡立てたスポンジで優しく洗うことで摩耗を最小限にとどめることが可能です。
基本的には、テフロン加工のフライパンと同じ扱いで問題ありません。
コーティング済みメスティンは、買いなのか?
ダイソーのメスティンは、コスパに優れた商品です。
私も、実際にキャンプで何度も繰り返し使っていますが、壊れたことはありません。
コーティングの有無は、好みで選ぶべし
キャンプでの調理に慣れていない方は、「コーティング有り」を選べば焦げ付きや食材の貼りつきを防ぐことができます。
スス汚れ等の使用感を出したい方は、「コーティング無し」を選ぶと良いです。
コーティングが無くても、キッチンペーパーをメスティンの大きさに切って使用(通称:メスティン折り)すれば、焦げ付きや食材の貼りつきを防げます。
要するに、好みの問題です。