【土砂降り】パンダTCを雨の日に使う。TC生地の防水性について解説

キャンプギアレビュー

こんにちは。

先日、キャンプに行ってきました。

この日は、土砂降り&強風。

無事、キャンプを終えることができたので、パンダTCの防水性・耐久性について解説します。

記事の内容
  • TC生地の防水性
  • パンダTCを雨の日に使うとどうなる?
  • 雨で実際に起きた問題

パンダTCを雨の日に使う。TC生地の防水性について解説

パンダTC 雨

まず、結論から申し上げますと、

パンダTCは雨キャンプでも大丈夫

TC生地は雨が降るとコットン部分が膨らみ、目が詰まって防水機能をはたします。

急な土砂降りのときはテント内に霧が発生する場合がありますが、コットン部分が膨らめば収まります。

テント内に置いたキャンプ道具や、グランドシートが濡れることはありません。

パンダTCは三角形なので心配ないと思いますが、雨がたまるような設営の仕方をすると、漏れてくる可能性があります。

パンダTCを雨の日に使うとどうなる?

パンダTC 雨

パンダTCを雨の日に使ってみて、気になった点を解説します。

  • 雨が漏れてくることはない
  • 構造上、出入り口を開けると雨が吹き込んでくる
  • 地面からの浸水には注意

雨が漏れてくることはない

パンダTC 雨

TC生地は雨が降るとコットン部分が膨らみ、目が詰まって防水機能をはたす。

それに加えて、撥水加工が施されています。

ちなみに、撥水が落ちても、防水性能が低下するわけではない。

ということで、雨キャンプでも十分に耐えてくれます。

構造上、出入り口を開けると雨が吹き込んでくる

パンダTC 雨

へたくそな図解で説明するとこんな感じ。

構造上、出入り口付近に雨が吹き込んできます。

大きめのグランドシートをテントの床全体に敷く場合には注意が必要です。

パンダTC専用のフルサイズグランドシートも床全面をカバーする大きさなので、ご注意ください。

パンダTC 雨

虫や水の侵入を防ぐバスタブ構造ですが、上から降ってくる雨には無力。

付属のインナーやグランドシートを使わずに、コットで寝る人は問題ありません。

専用のフルサイズグランドシートはこちらの記事で解説しています。気になる方はチェックしてみてください。晴れの日に使うなら最高です。

パンダTCフルサイズグランドシート購入レビュー!良い点と悪い点について

タープを連結すれば解決です

パンダTC 雨

タープ連結ができれば雨が吹き込んでくる問題を解決できます。

パンダTCにピッタリなタープはこちらの記事で紹介しています。参考にしてみてください。

【ソロでも簡単設営】パンダTCに連結するタープおすすめ3選。【ソロキャンプ】

地面からの浸水には注意

雨の日は、これらの場所に設営しないようにしましょう。これらの場所は、地面からの水の浸水を受けます。

  • 地面が溝になっている部分
  • 水たまりができそうなくぼみ
  • 土地の低くなっている場所
  • 川・湖畔・海のすぐ近く

初めて行くキャンプ場だと、水はけや水たまりのできる場所が把握できないので、周囲の地面を観察し、水がどう流れていくのかを考えましょう。

雨で実際に起きた問題

パンダTC 雨

パンダTCで雨キャンプして、実際に起きた問題を紹介します。これから雨キャンプをする方の参考にどうぞ。

設営時に雨なら、レインコートがオススメ

傘を差しながらの設営は難しい。

ということで、レインコートの準備をおすすめします。100円ショップでも売っているもので十分です。

あとは、手早く設営できるように練習しておくこと。テントさえ立ててしまえば、雨宿りする場所ができますからね。

フルサイズグランドシートは使わないほうがいい

タープ接続しないのなら、専用のフルサイズグランドシートは使わないほうが良いです。

タープを接続すれば解決する問題ですが、設営時に土砂降りだったので、タープを立てる余裕なしでした。

フルサイズグランドシートを使うなら、頑張ってタープを連結することをおすすめします。

フルサイズグランドシートが浸水

地面からの水でフルサイズグランドシートが浸水しました。

設営時に地面が濡れていたので、耐水圧1500mmを超えてしまったのかもしれません。

靴が濡れて足が臭すぎる問題

パンダTC関係ないけど、足が臭くなりました。

予備の靴と靴下を持っていくことをおすすめします。あと、着替えとタオルもあると良し。

パンダTCで雨キャンプは可能です

パンダTC 雨

結果として、降ってくる雨が貫通してくることはありませんでした。

「地面からの浸水」「出入り口のチャックをあけると雨が吹き込んでくること」には注意が必要です。

テントにあたる雨音が、癒し・非日常感を与えてくれるので、よほどの大雨ではないかぎり、キャンプを決行しても良いと思っています。

雨の日には、雨の日ならではの楽しみ方がありますからね。