こんにちは。@hal_bakoです!
今回は、マイクロレンズの特徴・魅力・使用上の注意について書いていきます。
マイクロレンズを知らない・使ったことがない初心者でもわかりやすいような記事内容を心がけますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
それではいってみましょ~!
Contents
『マイクロレンズ?』『マクロレンズ?』
マイクロレンズともマクロレンズとも呼ばれているようです。
Nikonはマイクロレンズ、他のメーカーはマクロレンズと呼んでいます。
どちらも同じものを指すようなので、Nikonのカメラを使っている僕は『マイクロレンズ』と表記しておきます。
マイクロレンズとは?
マクロ撮影(接写)ができるレンズの事。
一般的なレンズだと被写体に近すぎるとシャッターを切ることができません。
ですが、マイクロレンズなら被写体に近くてもシャッターを切ることができ、小さな被写体を大きく、鮮明に撮ることができます。
『道端に生えている小さなお花』・『偶然見つけた小さな昆虫』・『気になるあの子の顔面クローズアップ写真』等を撮る際に大活躍するレンズです。
マイクロレンズと一般的なレンズの違いはマクロ撮影(接写)ができる点。思いっきり近寄ってクローズアップ拡大撮影ができます!
マクロレンズには焦点距離の短いもの・長いものが存在し、短いものはクローズアップ撮影(料理や花を撮る)のに適しています。
焦点距離の長いものは少し遠くの被写体・近づいたら逃げてしまう被写体(蝶・トンボ・鳥を撮る)の撮影に適しています。
マイクロレンズの凄いところ
一番の特徴は接写ができるところ。
一般的なレンズだと被写体に近すぎるとシャッターを切ることができないのですが、マイクロレンズなら思いっきり近づいて撮影ができます。
僕が使っているレンズは『AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G』というレンズです。
このレンズは、最短撮影距離16.3cmまでのクローズアップ撮影を楽しめます。この長さは、レンズの長さも含まれているのでレンズ先端からの距離3~4cm程まで近づけます。
標準レンズで、レンズ先端からの距離3~4cmまで近づいたらシャッターを切ることができません。
でも、マイクロレンズならそれができちゃうんです。
もっと被写体を大きく、鮮明に写したいときには最高のパフォーマンスを発揮する。
そんなレンズなのです。
もちろん、風景を写したり、ポートレートやスナップ写真に使用できます。単焦点レンズと同じような使い方ができるということですね。
一般的な単焦点レンズとの違いは、マクロ撮影(接写)ができるか否かという点。
そう考えると、単焦点レンズよりも使える幅が大きく、マイクロレンズを購入し、単焦点レンズの出番が少なくなる・・・なんて人もいるくらいに使い勝手の良いレンズなのです。
マイクロレンズを使う際の注意点
マイクロレンズを使う際に注意すべき点がいくつかあるので記載していきます。
近すぎると被写体がレンズにぶつかる
もっと大きく・・・もっと大きく・・・なんてやってるとレンズをぶつけてしまいます。
ぶつけるのが葉っぱや花等の柔らかいものなら良いですが、硬い壁や木などにぶつけたらレンズ破損の恐れがあります。
専用のレンズフードが販売・もしくは付属していると思うので、絶対に使用したほうが良いです。
ピント合わせが難しい
被写体に近い分、光がほぼ均一にレンズに入ります。それによってピントが合わせずらいことがあります。
自分の思っている場所と違うところにピントが合ってしまうことが多々あります。
オートフォーカスの使用をやめて、マニュアルフォーカスを使うと解決できますが、慣れが必要なので要練習です。
レンズについているフォーカスリングを回してピントを手動で調整すること。
ちなみに、僕が使っている『AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G』の場合、マニュアルフォーカスに切り替えるスイッチがレンズ横についているので、即座に切り替えができます。
マニュアルフォーカスを使うことで、ピントを自分の合わせたい部分に的確に合わせることができるというメリットがあります。
F値を小さくしてボケを作りたいときにはマニュアルフォーカスは特に有効です。
どうしてもピント合わせが難しい場合は、F値を大きくするという手もあります。ボケは少なくなりますが、画面全体にピントが合います。
慣れてきたらF値を小さくしていくというのも一つの手かと思います!
手ブレしやすい
マクロ撮影は非常に手ブレを起こしやすい。
場合によっては三脚の使用も考えたいところですが、手持ちで撮影したほうがカメラアングルを即座に変えられます。
よって、僕は、手持ち撮影を推奨します。
手持ち撮影で手ブレを防ぐためには、脇をしめ、シャッターを切る瞬間は息を止めます。息を止めるのは、マクロ撮影以外にも使えるので覚えておくと良いかもしれません。
息を止めると頭がくらくらしてくるので無理のない範囲で・・・。
風で被写体が動いたり、揺れたりする場合には手で軽くおさえることもあります。
さいごに
今回は、マイクロレンズの特徴についての記事でした。
この記事でマイクロレンズを知り、マイクロレンズに対して興味を持ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!