【QUICKCAMP】焚火陣幕 焔-homuraのデメリット【購入前に知っておきたい事】

キャンプギアレビュー

「焚火陣幕 焔-homura」を購入してから、毎回キャンプで使っています。

風は防げるし、コットンだから火の近くで使えるし、なにより滅茶苦茶カッコイイ。

人にも勧められるくらいの「おすすめキャンプギア」ですが、

デメリットもあります。

ということで、「焚火陣幕 焔-homura」購入前に、知っておきたかったデメリットを紹介していきます。これから購入予定の方の参考になる内容となっています。

記事の内容
  • 「焚火陣幕 焔-homura」のデメリット
  • 陣幕系ギアの中では最強な理由
  • こんな人は「焚火陣幕 焔-homura」を購入して間違いなし

焚火陣幕 焔-homuraのデメリット

クイックキャンプ(QUICKCAMP)焚火陣幕 焔-homura

デメリットはこんな感じでたくさん。

  • とにかく重い
  • 収納時も長さがある
  • 風の方向が変わると対応できない
  • 対候性が良くない
  • ガイロープ細くね?

一つずつ解説していきます。

商品スペック

  • メーカー:QUICKCAMP
  • 対応人数 : 1人用
  • 展開サイズ : 幅240(上部140)cm×高さ70cm
  • 収納サイズ : 90cm×φ10cm
  • 重量 : 約6.2kg
  • 素材 : フレーム:鉄  生地:コットン100%(綿 洗い加工)
  • 生産国 : 中国

とにかく重い:6.2kg

クイックキャンプ(QUICKCAMP)焚火陣幕 焔-homuraは重い

最大のデメリットは、重さ問題。

約6.2kgということで、2~3人用テント並みに重いのです。

重さの理由は、

  • コットン100%の生地
  • 頑丈なアイアンフレーム

重さの代償として頑丈です。

コットン100%なので、焚火の近くでの使用が可能ですし、アイアンフレームはしっかりと地面に打ちこむことができて曲がったり折れたりする気配なし。

一般的な陣幕は、縦方向のフレームしかありませんが、焚火陣幕 焔-homuraには横方向にもフレームがあります。

横方向のフレームで生地の張りをだすので、綺麗に設営可能。

クイックキャンプ(QUICKCAMP)焚火陣幕 焔-homura

しかも、この横方向フレーム、

シェラカップ等のキャンプ道具を引っかけることが可能です。

この機能がとても気に入っています。

 

おまけに、

ランタンフレームも付属。

ランタンフレームも付属。

ランタンフレームは、幕の両サイドどちらかに設置可能です。

すべてのフレームが鉄製なので、重いわけです。

次に説明する「収納時の長さ問題」も相まって、持ち運びは車が必須です。

収納時も長さがある

クイックキャンプ(QUICKCAMP)焚火陣幕 焔-homura:大きさ

収納時の長さは90cm。

地味に長いのです。

頑丈なフレームなので、折りたたむことが不可能。テントのポールのように連結式でもありません。

無骨な1本の鉄棒です。

収納袋はそれに合わせてロールタイプの収納袋です。

生地とポールを包み込んで海苔巻きのように収納するタイプ。長いポールや重さのある幕を楽に収納・取り出しできます。

 

その収納袋の何がすごいかというと、

 

取っ手がありません。

持ち運ぶときは、抱きかかえて持ち運ぶことになり、長さ・重さが相まって持ち運びが面倒です。

車を横付けできるオートキャンプなら問題ありませんが、徒歩やバイクでの利用は、よほどのマッチョ巨漢でないと不可能。

一言でまとめると、「車必須です」

風の方向が変わると対応できない

ここからは、設営後のデメリットとなります。

こういった陣幕は風の方向に合わせて設営すると効果が高いのですが、風の方向が変わると対応できません。

設営後にペグを抜いて方向を変えるなんて面倒なので。

焚火陣幕 焔-homura自体が小さいというのも理由の一つ。

横に広いテンマクデザインの陣幕なら2~3方向の風を防げるので防風効果が高いのですが、横幅90cmしかない焚火陣幕 焔-homuraで風を防ぐのは厳しい。

どちらかというと、プライベートを確保するためのギアとして使うのが良いかと思います。

対候性が良くない

対候性

太陽光・紫外線や温度の変化によって、幕の変色・劣化が起こります。

どんなテントでも、長く使うと色あせてくるものなので仕方ないことだと思います。

値段が安くはないので綺麗に長く使いたいですが、色あせるのだけは避けられないようです。

でも、色あせたギアも味が出てカッコいいですよ。

ボロボロのキャンプ道具=ベテランというイメージがあるので、幕が色あせる頃にはベテランキャンパーの仲間入りです。

ガイロープが細い

ガイロープが細い

初設営のときに気づきましたが、ガイロープが細いです。

付属の自在金具(プラスチック製ですが)も貧弱で、正直使いづらい。

ということで、ガイロープに不安がある方は太いものに交換がオススメ。

自在金具(プラスチック製ですが)も貧弱。すぐ壊れそうで不安。しかも、プラスチック製なので安っぽいです。

幕はカッコいいのに、もったいない。

ちなみに、ペグも貧弱です。

homura付属のペグ

これでも設営できますが、不安なのでエリッゼステークを使用しています。

強い風でもビクともしない。「エリッゼステーク」の魅力と欠点について

陣幕系では最強

最強な理由は、

  • ギアを引っかけることが可能
  • ランタンフレーム付属

この2点。

他の陣幕には無い機能で、この機能があるから焚火陣幕 焔-homuraを選んだようなもの。

焚火陣幕 焔-homuraでギアを引っかける

僕は、調味料の収納袋をひっかけて、便利な焚火キッチンとして利用しています。(この収納袋はダイソーで300円で売ってました。)

ランタンフレームも便利で、明るいLEDライトを引っかけてもいいし、お洒落なオイルランタンを引っかけても良し。

ソロキャンプだと、ランタンを引っかける場所に迷う事もあるので、ランタンフレームは非常に便利。

ちなみに、焚火台は薪グリルを使用しています。陣幕との相性抜群すぎるので、おすすめ。

【UNIFLAME】薪グリルのデメリットを紹介【2年間使いました】

こんな人は購入で間違いなし

  • ソロキャンプで陣幕を使いたい
  • ギアを引っかけたい
  • ランタンフレームが便利そう

この条件に当てはまるのなら購入で間違いありません。

ただ、収納時の長さと重さの関係で、持ち運びに車が必要な点だけ注意してください。

焚火陣幕 焔-homuraのデメリットまとめ

焚火陣幕 焔-homuraのデメリット

焚火陣幕 焔-homuraのデメリット紹介は以上です。

やはり、重さが大きなデメリットとなっていますが、設営した見た目はカッコイイ。キャンプ道具を引っかけるフレーム、ランタンフレームも高評価です。

価格はそれほど安くないのですが、満足度は高い陣幕です。

売り切れていることもあるので、注意です。

購入前に設営方法もチェックしておきましょう。設営方法を間違えると幕に穴が開く可能性があります。

【QUICKCAMP】焚火陣幕 焔-homuraの設営方法【失敗すると穴が開きます】